フランチャイズ加盟店募集サイト

Ｑ１．独立・開業のきっかけを教えてください

前職の水道屋では、大きな不満はなかったのですが、拘束時間が長く、手のかかる子供たち（当時2歳と０歳）の育児を妻に任せきりになっている状態でした。家族との時間を増やしたい、が独立を考える最初のきっかけです。
もともと業務委託で完全歩合制の仕事をしてきていたので、独立に踏み切るハードルは低かったように思います。
とはいえ集客ができなければやっていけないし、それが何より難しいのは分かっていたので、フランチャイズのノウハウを利用して何かできないかと、なんとなく探していた時に家工房の広告を見つけ独立を決意しました。

Ｑ２．数あるフランチャイズチェーンの中から家工房を選んだ決め手は何でしたか？

これからの社会のニーズに合ってて、将来性があるなと感じました。
前職の水道屋の経験を活かす事ができるのも、気持ちの上では大きかったと思います。
また人の役に立ちたい、自分の子供たちに胸を張れる仕事をしたいという思いが強く、御用聞きというお仕事にすごく魅力を感じました。私は直感と勢いで動くタイプなので、他のフランチャイズのお話を聞くことなく決めてしまいました(笑)

Ｑ３．営業や施工経験はありましたか？それとも初めてでしたか？

営業職に携わっていた経験もありますし、家工房のお仕事は水道屋時代にやっていた事の延長のようなお仕事なので、特にお客様の対応に不安を感じる事なく始められたように思います。
施工に関しては、水まわりの工事以外はほとんど未経験でしたので、その部分での不安はありました。

Ｑ４．お客様に家工房を知ってもらうために、どうやって集客していますか？

集客は基本的に折込チラシを活用しています。時期やタイミングによっては反響数が少ない時もありますが、そういった時はポスティングをしたりします。
折込チラシは新聞を取ってないお宅には届かないので、潜在的なお客様に家工房を知っていただくためにも必要だと思いますし、ポスティングしてる時に声掛けさせてもらって、そのままご依頼いただくこともあります。
会社にいる時に嫌々ポスティングさせられたこともありましたが、今は自分の為にやっている事なので、嫌々ではなく運動不足解消も兼ねて前向きにやっています（笑）

Ｑ５．家工房で仕事をしていて、苦労したエピソードはございますか？

開業後2～3ヶ月は順調に仕事の依頼はあったのですが、その後ピタッと依頼が止まるタイミングがあり、貯金に余裕がない状態で開業してしまってた事も重なって、お金のやり繰りが大変でした。
ある程度余裕を持って開業することをオススメします！

Ｑ６．お仕事のやりがいを感じるときを教えてください

お客様から感謝されたり、頼りにされる事が何よりも嬉しいです。多くのお客様から「本当にいい仕事を始めたね。年取ったら自分達ではできないから、こういうちょっとしたことでも頼めるサービスがあれば助かるわ」と声を掛けてもらえます。
この仕事を選んで間違いなかったと思える瞬間です。もちろん依頼内容は様々で、初めて施工する時は不安もありますが、しっかり施工できた時には達成感もありますし、自分がスキルアップしていると感じた時にはやりがいを感じます。

Ｑ７．仕事をする際に、気をつけていることはありますか？

信頼される事が何よりも大事と考えていますので、身なりはもちろん、車の中や荷台もきちんと整理するように意識しています。
そこが雑だと仕事も雑にされそうと思われるからです。実際に何人かのお客様から「きれいに整理しとるなあ」と褒めていただいたこともあります。
あと基本的な事ですが、相手が何を求めているのかをしっかり聞き出す事を意識しています。お客様からこうしてほしいと言われる事を、ただ引き受けるのではなく、なんでそうしたいのか、その言葉の裏にはどういう想いがあるのかをちゃんと理解した上で、こちらから提案するようにしています。
最終的に「お兄ちゃんのいう通りやって良かった。また何かあった時はお願いね」と言って頂けたら最高ですね。

Ｑ８．家工房に加盟してからの変化を教えてください

家族との時間がきちんと取れるようになったことが一番ですね。自分でスケジュールが組めるので、子供たちの行事に参加しやすかったり、保育園の送り迎えも時間がある時はしています。
前職の時は、子供たちが夜寝た後に帰宅する事がほとんどでしたが、今では一緒に晩御飯を食べたり、お風呂に入ったり出来るようになりました。21時頃には子供の寝かしつけで布団に入るのですが、どうやら私が一番先に眠ってしまうみたいです(笑）

Ｑ９．今後の目標や展望を教えてください

独立を考えた一つの理由として、10年後、15年後、年取った時に、今と同じように現場作業ができなくなるのでは、という思いがありました。元気な今のうちにしっかりと事業として確立させ、ゆくゆくは人も雇用して事業拡大していきたいと考えています。
私自身現場は好きですが、最終的には管理サポートにまわれるような仕組みづくりもしていきたいと考えています。

Ｑ10．そのような目標を実現するために、課題と感じていることがあれば教えてください

まずは顧客や仕事の量を増やすためにチラシ以外の集客、エリアの拡大も検討したいと思っています。
またB to Bのお仕事もどんどん挑戦したいと思います。

Ｑ11．家工房で仕事をしていてうれしかったエピソードを教えてください

客宅に訪問する際、最初の挨拶で名刺代わりのプロフィールシートというものをお渡ししているのですが、そこに家族写真をのせています。
そうすることで自然と家族の話題で盛り上がり、帰る際に「子供さんにこれ持って帰ってあげて」と言ってジュースやお菓子をくださったり、中には「これでうまいもんでも食わしてやって」と言って心付けをいただくこともあります。
そうやって地域の方々に可愛がっていただけると感じることが嬉しいですね。

Ｑ12．家工房の将来性について、どのように感じていらっしゃいますか？

間違いなくこれから需要のある仕事だと思います。少子高齢化が進んでいる今、単身で暮らされてるお年寄りからのご依頼も多いですし、またその息子さん、娘さん世代の方々からも、親のサポートまで手が回らないのでお願いしたい、といったご依頼も多々あります。
あとは家工房の存在を幅広く認知してもらうことが課題ではあると思いますが、加盟店も増え、本部も色々と動いて下さっているみたいなので、今後が楽しみですね。

Ｑ13．この仕事に向いている人はどんな人だと思いますか？

どんな人が向いてるかどうかはわからないですが、私の個人的な意見としては、この仕事の鍵はリピーターを増やすことだと思っています。その為にお客様の懐に入り込んで…ということを考えるよりは、お客様の期待を上回る仕事をする事を心掛けています。
どれだけ口が達者でも施工が雑だったり、お客様が求めていたものとかけ離れていると、2度と声がかからないですから。
そういった意味では、丁寧な仕事をして喜んでもらおう、お客様の期待を超えてやろうと常に考えて仕事が出来る人が向いてるのかなと思います。

Ｑ14．これから起業しようとしている方へのアドバイスやメッセージなどはありますか？

起業しようと少しでも考えているということは、今の環境を変えたい、挑戦してみたい、と前向きなはずです。もちろん不安もあると思います。ただ何でもそうですが、やってみないと分からないっていうのが答えです（笑）
正直なところ、私もまだまだ不安を抱えながらやっています。独立するってことはそういう事ですよね。
事業として大きくできるかどうかはそれぞれの考え方や努力次第だと思いますが、家族の時間を増やしたい、会社の色々な制約に縛られたくない、というのであれば、会社員を抜け出す最初の一歩としてはハードルは低いように思います。
なぜかというと、在庫を大量に抱えないといけないとか、店舗を構えないといけないとかだと大変ですし、家工房の仕事は暮らしのサポートなので、流行り廃りがあるものではないですよね。
しかも、一度身につけた知識や技術が無駄になることはないですから。もしも興味があるっていうのであれば思い切ってチャレンジしてみては、と思います。