くすぶっているよりも思い切って環境を変えてみることに。それが家工房に加盟した理由です。
個人加盟店舗 熊之庄店(愛知県) 岩﨑さん
- 加盟年度
- 2020年4月
- 売 上
- 平均月60万円
- 運営形態
- 個人
- 前 職
- 会社員(製造業の営業と設計)
Q1.独立・開業のきっかけを教えてください
前職に大きな不満があったというわけではないのですが、元々実家で繊維関係の商売をしていたこともあって、いつかは独立開業してみたいと考えていました。
たまたま45歳になったタイミングで自分の将来を真剣に考えたときに「このまま会社員として過ごしていくよりも自分の力を信じて勝負してみたい」という気持ちになり、直感にしたがって独立開業をするための準備を始めました。
Q2.数あるフランチャイズチェーンの中から家工房を選んだ決め手は何でしたか?
私自身が経営について素人だったこともあり「フランチャイズに加盟することで経営のノウハウが学べるのではないか」と考えていました。
コンビニ業界や清掃業界など、多くのフランチャイズの説明会に参加して比較検討しましたが、最終的には加盟店に対するフォローが手厚いと感じた家工房にお世話になることにしました。
Q3.家工房の印象を教えてください
家工房のフランチャイズ説明会に参加して、私がとくに感銘を受けたのが、家工房の社訓である「喜楽幸信」という言葉です。
前職のときから人とのつながりを大切にしてきたこともあって、お金だけに固執せずに「お客様とWIN-WINの関係を目指す」という家工房の考え方が端的に伝わる良い言葉だと思います。今は私もこの言葉を大切にして、日々の仕事に一生懸命に取り組んでいます。
Q4.営業や施工経験はありましたか?それとも初めてでしたか?
前職が営業職だったこともあり、営業に関してはとくに不安を感じずに始められたように思います。
ただ、施工に関しては本当に知らないことばかりでしたので、お客様のもとへ訪問する前にはしっかりと下調べをしてから臨むように徹底していました。
最初のうちは家工房のSV(スーパーバイザー)にも色々と相談させていただきましたが、いつでも親身になってアドバイスしていただいたことは、今でも本当に感謝しています。
Q5.集客で工夫していることはありますか?
集客については、チラシを活用した周知活動がメインです。工夫していることとしては、一度でもお仕事を依頼してくださったお客様へのアフターフォローをしっかりと行うことを意識しています。
そのおかげもあって、過去のお客様からのリピートや紹介が全体の半数以上を占めており、固定のお客様をしっかりと掴めているように思います。
また、これは家工房のSVから教えていただいたことですが、お年寄りの方のニーズを把握している地域のケアマネージャーに営業をかけるのが集客につながるそうです。
私はまだ本腰を入れて取り組めていませんが、今後はしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
Q6.お客様と接するとき、意識していることはありますか?
私のお客様はお年寄りの方が多いこともあり、とにかく最初はしっかりと丁寧にお客様のお話を聞くように意識しています。
特に一人暮らしの方は話し相手を求めているように感じることも多く、そのようなときには仕事に関係がないことであっても、滞在中はできる限りお話しさせていただくように、心がけています。
Q7.家工房に加盟して良かったと感じることを教えてください
若いころはそうでもなかったのですが、歳を重ねるうちに地元への愛着が深くなり「地元に貢献したい」という気持ちが日増しに強くなってきました。
家工房では、地元に住んでいる皆さまの生活に密着したサービスを幅広く提供しており、家工房を通じてお客様のお困りごとを解決していくことで「地域に貢献できているなぁ」という実感を得ることができます。
Q8.家工房で仕事をしていて、苦労したエピソードはございますか?
これは家工房に限った話ではないと思いますが、集客には波があり、やはり仕事がない時期には不安になることが多々あります。
ただ、集客を安定させるためにも「暇な時期には新しい仕事の種まきをしよう」という気持ちで、仕事がない日には、以前に訪問したお客様の家にご挨拶に行くなど、リピーター作りに力を注いでいます。
Q9.お仕事のやりがいを感じるときを教えてください
お客様が本当に困っていることを家工房のサービスで解決することで、お客様に心から喜んでいただけることがやりがいにつながっています。
お客様にはお年寄りの方が多く、そのような方々をサポートすることで、間接的にでも地域に貢献できていると感じられることが大きな喜びです。
Q10.家工房に加盟してからの変化を教えてください
幸いにもお仕事の依頼を多数いただくようになりましたので、会社員のころよりは格段に忙しくなりました。私自身、どちらかといえば仕事がないと不安になる性格なので、仕事は多ければ多いほうが嬉しいですし、やりがいを感じます。
ただ、私が日々仕事で忙しくしているために、妻や子どもにかかる負担が大きくなっているのではないかと、不安に感じています。
そのため、限られた休みの日は子どもと思い切り遊んであげるなど、少しでも家族と一緒に過ごすように心がけています。
Q11.今後の目標や展望を教えてください
今はチラシを見てご連絡いただいた個人のお客様からの仕事を中心に受けていますが、つい先日ご縁があって地域の商工会に加盟させていただいたこともあり、今後は企業からの依頼も受けつつ、地域貢献活動にも積極的に参加していきたいと考えています。
多忙なため、家族にも大きな負担をかけていると自覚していますので、将来的には家族の負担軽減という意味も込めて、どこかのタイミングで人を雇って事業拡大をすることも検討しています。
Q12.家工房の将来性については、どのように感じていらっしゃいますか?
現在の日本は少子高齢化がすごいスピードで進行していますので、とくに単身で暮らしているお年寄りの方には、お子さまからのサポートが行き届かない時代が徐々に近づいてきているように思います。
そのため、住居に関する幅広いサービスを提供する家工房の必要性は、今後より一層増してくるのではないかと感じています。
Q13.この仕事に向いている人はどんな人だと思いますか?
家工房の仕事は同じ仕事の繰り返しではなく、お客様の住環境によって変化していく仕事です。
そのため、過去の経験や技術が通用しないことも多々ありますが、その都度しっかりと準備して対応していける柔軟性のある人や、日々前向きにコツコツと努力できる人が向いているのではないかと思います。
また、日々新しい状況に対応していく必要があるため、ささいなことに落ち込まず、積極的に動いていける人にはピッタリの仕事ではないでしょうか。
Q14.これから起業しようとしている方へのアドバイスやメッセージなどはありますか?
私は40代で独立開業しましたが、会社内で40代といえば、さまざまな面で頼られたり重要な案件を任されたりする機会も増えてくる時期だと思います。その反面、会社に対して大きな不満はないけれども何か物足りなさを感じる時期でもあると思います。
もし、過去の私と同じように会社に物足りなさを感じている方がいれば、単にくすぶっているよりも、思い切って環境を変えてみることも一つの選択肢だとお伝えしたいです。一度きりの人生、後悔が残らないように思い切ってチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。